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2011年03月21日

心痛む話!

 この文庫本は、久しぶりに心が痛みましたface14icon67

 島崎 藤村の破戒icon67

 生徒から慕われ優秀な教師である瀬川 丑松は父親から身分

を隠せと堅く戒められていたにもかかわらず、父の戒めを破って

しまい、日本社会から追放されテキサスを目指して旅立つお話

icon53この本はフィクションなのに、ノンフィクションを感じさせる内容

face14寝る暇を惜しんでまで夢中になって読みましたicon16学校で同和

教育について習うものの、浅くて漠然としか分からないですicon15

のため、この物語をきっかけに関連した本を何冊か読んで勉強

しましたicon09

 文献によって100%どれが正しいのか、判断は難しいけれど、武家社会をたどってきた日本だけに、身分

の上下が分かれていたことは確かicon53
 
 「”穢れた仕事”は上の身分の者はしない」ということではなく、どの職種も携わってくれる人がいるからこ

そ私達がよりよく暮らしていくことができるicon53

 諭吉の『人は生まれたときには、貴賤や貧富の区別はない。』や箴言家であるルソーの『太陽と死は直視

出来ない。死は最大の平等である。』の言葉にあるように、生まれながらに生と死は平等icon77

 どうにもならない環境が心を自暴自棄にさせ人を悪くさせるのだと私は思っていますicon10

 海外にいくと日本の同和問題はちっぽけなのでしょうが、海外は海外で女子割礼や人種差別など、他の

差別が残っているのでしょうねicon15

 個人の才能を遺憾無く発揮できる社会が、人の心を豊かにし、明るい未来をつくっていけるのでしょうねface02icon97

 機会があったら皆さんも是非読まれてみてはいかがでしょうかface01

                                                     byコスメ子

                     ◆HP : http://bec-miura.fte.jp/gabout.html     
              
   
                         
   


Posted by クローバー at 10:45