2011年03月21日
心痛む話!
この文庫本は、久しぶりに心が痛みました
島崎 藤村の破戒
生徒から慕われ優秀な教師である瀬川 丑松は父親から身分
を隠せと堅く戒められていたにもかかわらず、父の戒めを破って
しまい、日本社会から追放されテキサスを目指して旅立つお話
この本はフィクションなのに、ノンフィクションを感じさせる内容
寝る暇を惜しんでまで夢中になって読みました学校で同和
教育について習うものの、浅くて漠然としか分からないですそ
のため、この物語をきっかけに関連した本を何冊か読んで勉強
しました
文献によって100%どれが正しいのか、判断は難しいけれど、武家社会をたどってきた日本だけに、身分
の上下が分かれていたことは確か
「”穢れた仕事”は上の身分の者はしない」ということではなく、どの職種も携わってくれる人がいるからこ
そ私達がよりよく暮らしていくことができる
諭吉の『人は生まれたときには、貴賤や貧富の区別はない。』や箴言家であるルソーの『太陽と死は直視
出来ない。死は最大の平等である。』の言葉にあるように、生まれながらに生と死は平等
どうにもならない環境が心を自暴自棄にさせ人を悪くさせるのだと私は思っています
海外にいくと日本の同和問題はちっぽけなのでしょうが、海外は海外で女子割礼や人種差別など、他の
差別が残っているのでしょうね
個人の才能を遺憾無く発揮できる社会が、人の心を豊かにし、明るい未来をつくっていけるのでしょうね
機会があったら皆さんも是非読まれてみてはいかがでしょうか?
byコスメ子
◆HP : http://bec-miura.fte.jp/gabout.html
島崎 藤村の破戒
生徒から慕われ優秀な教師である瀬川 丑松は父親から身分
を隠せと堅く戒められていたにもかかわらず、父の戒めを破って
しまい、日本社会から追放されテキサスを目指して旅立つお話
この本はフィクションなのに、ノンフィクションを感じさせる内容
寝る暇を惜しんでまで夢中になって読みました学校で同和
教育について習うものの、浅くて漠然としか分からないですそ
のため、この物語をきっかけに関連した本を何冊か読んで勉強
しました
文献によって100%どれが正しいのか、判断は難しいけれど、武家社会をたどってきた日本だけに、身分
の上下が分かれていたことは確か
「”穢れた仕事”は上の身分の者はしない」ということではなく、どの職種も携わってくれる人がいるからこ
そ私達がよりよく暮らしていくことができる
諭吉の『人は生まれたときには、貴賤や貧富の区別はない。』や箴言家であるルソーの『太陽と死は直視
出来ない。死は最大の平等である。』の言葉にあるように、生まれながらに生と死は平等
どうにもならない環境が心を自暴自棄にさせ人を悪くさせるのだと私は思っています
海外にいくと日本の同和問題はちっぽけなのでしょうが、海外は海外で女子割礼や人種差別など、他の
差別が残っているのでしょうね
個人の才能を遺憾無く発揮できる社会が、人の心を豊かにし、明るい未来をつくっていけるのでしょうね
機会があったら皆さんも是非読まれてみてはいかがでしょうか?
byコスメ子
◆HP : http://bec-miura.fte.jp/gabout.html
Posted by クローバー at
10:45