2011年03月26日
フィンランド!
塾や家庭教師もない国フィンランド
経済協力開発機構(OECD)が行う学習到達度調査(PISA)
で、いつも上位にランクインするので凄いです
「小さい頃から何か特別な食材を食べてるの?」それとも・・・
「親や教師達の教育?」・・・
よく魚に多く含まれているEPAやDHAを多くとると頭が良くなる
といわれいるけど・・・そしたら赤ちゃんの粉ミルクにも含まれて
いるから全員頭がいいことになるよね
疑問を解決するためにフィンランドの教育に関する本を数冊
読みましたそこで気づかされた日本との大きな違い
①社会の子供達に対する手厚い保護
②教師達のレベルの高さ
③愛情は注ぐが甘やかさない親達の姿勢
①に関しては、出産を迎える全ての女性に、母親支援キット(肌着やオムツ類など)が家に届けられること
や、母親手当てが2人目・3人目を生むごとに2倍・3倍という倍加算によって支給されることに驚かされました
②に関しては、教師になるためには大学院卒業の修士号が必要であること。日本の場合、教育実習は約
4週間(約200時間)に対して、フィンランドでは500時間を越えるそうですよ。さらに生徒達を惹きつける人
間性も重要であるため、数回の面接試験を受けなければならないそうです。実際、本を読み進めるうちに、
現場の教師達が生徒に勉強を教えるというよりも、やる気を引き出す能力に優れているように感じます。
③に関しては、親が「してあげる」のではなく、子供に「手をかす」というスタンスで子育てに取り組む姿勢
が印象的どうしても時間に追われると、親が全てしてしまいがちなんですけど、フィンランドは母親(産
前・産後)休業と両親休業を263日とれ、休業中の所得は休職前の賃金の70%を保障されるため、ゆっく
りとした気持ちで子育てに専念できますよね。「フィンランド式教育法」の著者:小林 朝夫氏は、”日本の親
は子供に甘い”と指摘全員がそうではないと思うのですが、ずっと身近にいる親子だけに、子育てを俯瞰
(高いところから広く見渡す)してみることも必要なのではないでしょうか
PISAは、15歳がもっている知識や技能を実生活の様々な場面で直面する課題にどの程度活用できる
か評価するものであるため、この順位が高いということは将来直面する様々な困難を乗り越える力が高い
ということ
日本で問題になったのは、順位よりも考えようとしない無解答が全体の40%もいたこと。これは将来、
仕事に対しても無気力・指示待ち人間を大量発生させることになるのでは・・・そうなると国力が
落ちてしまいます
フィンランドの子育てや教育をそのまま取り入れるわけにはいかないけれど、点数をとることや順位を気に
することよりも、自ら一生懸命考えて問題を解決する前向きな気持ちを常に日本の子供達にもっていて欲し
いですね
byコスメ子
◆HP : http://bec-miura.fte.jp/gabout.html
経済協力開発機構(OECD)が行う学習到達度調査(PISA)
で、いつも上位にランクインするので凄いです
「小さい頃から何か特別な食材を食べてるの?」それとも・・・
「親や教師達の教育?」・・・
よく魚に多く含まれているEPAやDHAを多くとると頭が良くなる
といわれいるけど・・・そしたら赤ちゃんの粉ミルクにも含まれて
いるから全員頭がいいことになるよね
疑問を解決するためにフィンランドの教育に関する本を数冊
読みましたそこで気づかされた日本との大きな違い
①社会の子供達に対する手厚い保護
②教師達のレベルの高さ
③愛情は注ぐが甘やかさない親達の姿勢
①に関しては、出産を迎える全ての女性に、母親支援キット(肌着やオムツ類など)が家に届けられること
や、母親手当てが2人目・3人目を生むごとに2倍・3倍という倍加算によって支給されることに驚かされました
②に関しては、教師になるためには大学院卒業の修士号が必要であること。日本の場合、教育実習は約
4週間(約200時間)に対して、フィンランドでは500時間を越えるそうですよ。さらに生徒達を惹きつける人
間性も重要であるため、数回の面接試験を受けなければならないそうです。実際、本を読み進めるうちに、
現場の教師達が生徒に勉強を教えるというよりも、やる気を引き出す能力に優れているように感じます。
③に関しては、親が「してあげる」のではなく、子供に「手をかす」というスタンスで子育てに取り組む姿勢
が印象的どうしても時間に追われると、親が全てしてしまいがちなんですけど、フィンランドは母親(産
前・産後)休業と両親休業を263日とれ、休業中の所得は休職前の賃金の70%を保障されるため、ゆっく
りとした気持ちで子育てに専念できますよね。「フィンランド式教育法」の著者:小林 朝夫氏は、”日本の親
は子供に甘い”と指摘全員がそうではないと思うのですが、ずっと身近にいる親子だけに、子育てを俯瞰
(高いところから広く見渡す)してみることも必要なのではないでしょうか
PISAは、15歳がもっている知識や技能を実生活の様々な場面で直面する課題にどの程度活用できる
か評価するものであるため、この順位が高いということは将来直面する様々な困難を乗り越える力が高い
ということ
日本で問題になったのは、順位よりも考えようとしない無解答が全体の40%もいたこと。これは将来、
仕事に対しても無気力・指示待ち人間を大量発生させることになるのでは・・・そうなると国力が
落ちてしまいます
フィンランドの子育てや教育をそのまま取り入れるわけにはいかないけれど、点数をとることや順位を気に
することよりも、自ら一生懸命考えて問題を解決する前向きな気持ちを常に日本の子供達にもっていて欲し
いですね
byコスメ子
◆HP : http://bec-miura.fte.jp/gabout.html
Posted by クローバー at 10:17
│コスメ子の日記